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図書教育

平成23年度「子どもの読書活動優秀実践校」として、文部科学大臣から表彰されました!!

「子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにしていく」ような読書を推進している活動をしている学校(図書館)に対して文科省が表彰します。

「学ぶ」ことは楽しい! 〜知的な好奇心の向上を目指して〜

明るい雰囲気の図書室には、いつも生徒の姿があります。自習室のような図書室をイメージされる方には、驚かれてしまうかもしれない、活気のある図書室です。そんな図書室は、トキワ生たちの好きな場所のひとつでもあります。特に、中学1年生は、教室が図書室のすぐ隣からのならびになっているため、利用も大変多くなっています。この配置は、校舎建設の際、受験勉強で読書から離れてしまったであろう新入生に、ぜひ中学1年生のうちに読書習慣を身につけてほしいという考えからなされたものです。

トキワ松学園では、中学1年生のうちに図書室が身近な存在となり、同時に読書への垣根も低くなっていきます。

トキワ松学園の生徒に必要な資料がそろう図書室

トキワ松学園の蔵書は、閲覧室に32,000冊、書庫に5,000冊。
各教室に年間を通して貸出されているクラス図書(各クラス100冊〜200冊)はのぞき、37,000冊がトキワ松学園の蔵書ということになります。私立学校の中では、特別に多いとは言えませんが、毎月120冊から200冊新規に購入する資料を含め、蔵書には絶対の自信をもっています。

毎週開く選書の会議は、国数英理社の各教科からの5名と専任の司書教諭2名で、書店から借りた本の現物を見ながら購入を決めるというスタイルで行う、他校では例を見ないものです。実際の本を見ながら、授業を行う教員が図書の購入を決めているため、トキワ松学園の教育内容に最も合致した資料構成になっています。また、今のトキワ生たちに最もふさわしい本が集まる仕組みでもあります。決して広い図書室ではないからこそ、蔵書の37,000冊すべてがトキワ松学園にとって必要な資料であることが大切です。

生徒たちからよく「うちの図書室が一番使える」ということばを聞きます。授業の課題の資料を公共図書館に探しにいったものの、求める資料を得られなかったということもよくあることです。トキワ生にとっては、本校の図書室がもっとも信頼できる資料室になっています。

探究型の学習を実現できる図書室

理想的な購入方法に加え、トキワ松学園では司書教諭による2名体制が採られています。一日中図書室にいる教員が2人もいる学校は、私学の中でもそう多くありません。休み時間には、生徒たちからの読書相談にのるのはもちろん、学年教科を問わず行われる図書室の資料を利用した授業の際には、様々な形で授業への援助を行います。指導要領にも明記されるようになり、今注目されている「探究型の学習」。しかし、探究型の学習を行なうためには、教育内容に沿った資料を、常に意識し集め続けることが必要不可欠です。調べて、まとめて、発表する形の学習を本校では、伝統的に行ってきました。だからこそ、探究型の学習を本当の意味で実現できる図書室になっています。

自館の蔵書だけではなく、インターネットなども含めた情報のプロとして、授業担当の教員から相談を受け、場合によってはティームティーチングのように授業の中に入っていくこともあります。図書室と授業との関係が密接だからこそ、トキワ松学園の図書室スタッフは専門の知識を持った教員です。

6年間かけて「成長する読書」をサポートする図書室

今はもう珍しくなくなった「朝の読書の時間」をトキワ松学園では全国に先駆けて32年前から行ってきました。読書離れを防ごうという意図で始まったこの「読書の時間」ですが、その時間に読む良書を提供したいという思いから、クラス図書が始まり、学年ごと発達段階にあわせた本を紹介する推薦図書目録「私たちの本」につながりました。その後、その指定学年の本で年3回の読書感想文を課すようになり、もう25年以上続くトキワ松学園の行事になっています。

「朝の読書の時間」で、時間を確保し、読書感想文で読む機会を与える、推薦図書目録で良書を紹介し、クラス図書で常に身近に本のある環境を整える、トキワ松学園の読書教育は、この4本の柱で成り立っています。当時と比べ、生徒たちはさらに忙しくなり、また玉石混淆、より多くの本が出版されるようになりました。そのため、トキワ松学園の読書活動の4本柱は、今、さらに価値あるものとなっています。発展的に読書の体験を重ねることで、6年間かけて生徒たちは読書も成長していくのです。

活躍する図書委員会

図書委員会の活動は校内に止まりません。他校との交流あり、書店のHPへの協力あり…。本校の図書室の活動の一翼を担っています。


サークル読書会
一冊の本を決めて読み、その本について様々な話し合いを行うサークル読書会。男、女、共学、7校の学校が集まって年に3回行うこの会では、毎回、活発な意見が交わされています。


卓上の本の紹介
図書室の机の上には、図書委員おすすめの本の紹介が置かれています。本のイメージが伝わるこの紹介を見て、みんな本を借りていきます。


トキワ松学園図書新聞

図書委員会の高校2年生が、活動の集大成として制作する新聞です。記事の内容を考え、図書資料はもちろん、様々な方法を使って調べ、記事を書きます。さらに、紙面のレイアウト、編集、校正など、すべて生徒たちの手で作ります。新聞ができ上がるまでには、3ヶ月くらいかかる大作です。



文化祭には展示発表で毎年参加しています。


日販の店売にて。本の購入にも一役買っています。


図書委員会校外活動学習院大学図書館を見学。